これまでの健康志向材料との違いや問題点
珪藻土
珪藻土は高い吸着性能を有していますが分解性能は持っておりません。よって日本のような高温多湿の夏季気象条件化におきましては吸着した原因物質を室内側に再放出してしまい室内の原因物質濃度を逆に高めてしまいます。
高い調湿作用を有しておりますが中性の性質のためカビが増殖しやすく空調機器を作動させ室内が乾燥状態になると水分とカビを再放出してしまいます。
珪藻土は焼成課程においてアスベストと同様の有害物質を作ってしまいます。特に1000℃以上で焼成された商品(販売されている商品の大部分が該当します。)は大量に発生しますので労働災害、健康災害に発展する危険性を持っております。
日本以外では室内マテリアルとして使われていないという事実も上記要因に起因しているかも知れません。
珪藻土や無機質緩衝材に固形化する作用は有していないため天然素材系の接着成分の経年劣化で脱落を起こしやすい。またプラスターやセメント成分で固定化した場合も脱落はおこりやすい。合成樹脂等の接着成分の場合素材を包み込んでしまいメリットが無くなります。
セラミック系材料
基本的に珪藻土同様中性素材なので吸着、調湿作用は高い性能を有しておりますが分解性能は有しておりませんので再放出の問題は有しております。焼き物なので遠赤外線効果等はありますので室内空気の分子配列の適正化には効果があると考えられます。
触媒作用
チタン系材料の持つ触媒作用(代表例 光触媒)を室内壁や装飾材に吹付け、その作用でシックハウス対策をうたっていますが、ホルムアルデヒドに代表される原因物質の殆どを世界的に問題のCO2(二酸化炭素)と他の物質に分解しています。特に現時点において室内での化学反応物質の使用は基本的には時期が早いと考えるべきです。
焼き物(セラミック系)や珪藻土等の中性の壁にチタン系材料を吹きつけ相乗効果をうたっている宣伝も見受けられます。しかしチタン系の材料の粒子は非常に細かく吹付けると多孔質、細孔の類を埋めてしまい吸着、調質性能を著しく低下させます。
塗料系材料
施工性の良さをうたい自然素材を混入し健康素材として多種多様な商品がみうけられます。殆どが合成樹脂を使った商品で施工性が良い商品ほど樹脂分が多いのが常識です。よって自然素材の良い点を失っている商品が殆どです。
水性塗料は基本的に害はありません。ただし塗膜を形成しますので調湿作用はありません。
クロス系材料
近年多種多様なクロスがありますが、呼吸性能のあるクロス(布クロス、ペーパークロス、和紙等)は施工に熟練が必要です。(伸び縮みが大きいため)
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